東洋経済新報社の28卒向けの入口は、10月5日の時点で大きく3つに分かれています。いつでも見られるアーカイブ動画3本、10月15日(木)夜のWEBガイダンス、そしてすでに「エントリー受付中」になっている本選考の3職種です。夏の1day仕事体験ワークショップは受付を終えましたが、動画で職種ごとの説明を聞き、ガイダンスで人事に直接質問してから本選考に進む流れが、今からでも組めます。
いま申し込めるものと終わったもの
| プログラム | 形式 | 日時・所要時間 | 締切 | 10月5日時点 |
|---|---|---|---|---|
| 3days 職種別WEB説明会(記者・編集者/書籍編集/データビジネス) | アーカイブ動画 | 8月開催分、各90分程度 | 記載なし | 受付中 |
| 業界&企業研究セミナー〜広告・メディア/出版社編〜 | アーカイブ動画 | 6月29日開催分、約75分 | 記載なし | 受付中 |
| 全職種共通 WEB説明会 | アーカイブ動画 | 5月18日開催分、1時間程度 | 記載なし | 受付中 |
| インターンシップ&本選考ガイダンス | WEB(ライブ) | 10月15日(木)18:00〜19:00 | 10月15日 10:00 | 受付中 |
| 1day仕事体験ワークショップ | 対面・本社 | 9月10日・17日・24日 13:00〜18:30 | 8月30日 | 終了 |
申し込みはすべて新卒採用マイページからです。公式の採用サイト(2026年10月4日確認)では、職種別の座談会は「現在募集している職種はありません」の表示でした。
以前この記事で参照したマイナビ2028には、アーカイブ配信の応募締切が9月18日と載っていました。公式の採用サイトでは10月4日の時点でも「エントリー受付中」で、締切の記載はありません。公式の表示を優先して書いています。
アーカイブ動画3本の中身
3days 職種別WEB説明会
8月に開いた職種別説明会の録画で、記者・編集者、書籍編集、データビジネスの3本があります。現場の社員が、職種ごとの役割と具体的な仕事の進め方、やりがい、求める人物像、今後の選考スケジュールを話します。各90分程度で、倍速再生もできます。本選考でどの職種を選ぶか迷っているなら、最初に見ておく動画です。
業界&企業研究セミナー〜広告・メディア/出版社編〜
6月29日のセミナーの録画です。就職四季報の編集長と新卒採用担当が、業界・企業研究のポイント、広告・メディア・出版の各業界の特徴、東洋経済新報社の紹介を約75分で話します。業界地図や就職四季報、会社四季報の使い方を知りたい人向けと案内されています。
全職種共通 WEB説明会
5月18日の就活イベントの録画で、会社の概要、職種とキャリアのイメージ、今後のイベントスケジュールを1時間程度で説明しています。スマートフォンでも見られます。
10月15日のインターンシップ&本選考ガイダンス
10月15日(木)18時から1時間、WEBで開かれます。東洋経済新報社のインターンシップや本選考についての質問に加え、ESの書き方や企業選びの軸といった就活全般の相談にも人事がその場で答えるという内容です。案内には「秋冬のインターンシップに応募しようか迷っている人」も対象として挙がっています。申込締切は当日の午前10時なので、夕方に思い出しても間に合いません。
終了した1day仕事体験ワークショップ
本年度に募集する3職種の仕事をまとめて体験する1日のサマーインターンシップでした。『会社四季報』を支えるデータビジネス、経済メディアの記者・編集者、ビジネス書の書籍編集の仕事体験と、社員との座談会という構成です。日本橋本石町の本社で9月10日・17日・24日の13時から18時30分に開かれ、各回20〜30名程度、申込が多い場合は抽選でした。応募資格は2028年3月に卒業見込みの学生、締切は8月30日でした。
本選考の3職種はエントリー受付中
| 項目 | 記者・編集者 | データビジネス | 書籍編集 |
|---|---|---|---|
| 仕事内容 | 『週刊東洋経済』『会社四季報』、東洋経済オンラインなどの取材執筆・編集・特集企画 | データブックの編集、調査・分析情報の発信、経済・金融データベースの開発・運用と販売 | ビジネス書・経済書の企画、著者の発掘、編集・プロモーション |
| 勤務時間 | 裁量労働制 | フレックスタイム制 | フレックスタイム制 |
| 初任給 | 大学院卒 304,210円、四大卒 289,030円 | ||
| 募集人数 | 若干名 | ||
| 勤務地 | 東京(中央区日本橋) | ||
| 応募締切 | 未定(決まり次第マイページで案内) | ||
学部・学科は問いません。賞与は年2回(6月・12月)、通勤費は全額支給です。記者・編集者のページでは、職種別説明会・座談会・インターンシップは「準備中」で、詳細は採用マイページで知らせるとされています。
公式の募集要項の応募資格欄は「2027年3月までに四年制大学、大学院を卒業見込み、または既卒後3年以内の方」という文言で、一覧の「28年卒」の表示と年が合っていません(2026年10月4日確認)。28卒の人は、マイページ登録の際に対象年度の表示を確かめてください。
データビジネスという職種
出版社と聞くと雑誌や書籍を思い浮かべる人が多いはずですが、東洋経済新報社には企業データを集めて加工し、売る仕事があります。会社四季報をはじめとするデータブックの編集、経済・金融データのデータベースの開発と運用、国内外への販売、新しいデータサービスの開発までが募集要項に並んでいます。記者・書籍編集とは別枠で採用されている点が、総合出版社との大きな違いです。
業界&企業研究セミナーに就職四季報の編集長が登壇しているのも、この会社らしいところです。就活で四季報を使う学生にとっては、その作り手から読み方を聞ける機会になります。
日数を制度に照らす
2022年6月改正の三省合意(文部科学省・厚生労働省・経済産業省)では、企業が取得した学生情報を採用選考に使えるのは、汎用的能力活用型で5日間以上、専門活用型で2週間以上の要件を満たす場合に限られます。東洋経済新報社の28卒向けプログラムは、対面の仕事体験でも1日で、ほかは動画と1時間のガイダンスです。どれもこの要件には届かず、公式ページにも本選考との関係は書かれていません。判別の考え方はインターン優遇とは?早期選考・選考免除の仕組みを一次資料で解説【28卒】にまとめました。
出版各社のプログラムを並べる
他社の欄は、内定ナビの各社の記事で確認した内容です。
| 企業 | 確認できたプログラム | 選考への影響 |
|---|---|---|
| 東洋経済新報社 | 1day仕事体験(終了)、アーカイブ動画3本、10月15日のWEBガイダンス | 記載なし |
| 日経BP | 2026夏インターンシップ(記者・書籍編集職など3職種、連続した1週間、タイプ3・時給1,500円、終了) | 応募情報を採用選考活動に使用することがあると明記 |
| KADOKAWA | 学生アルバイト(週1日〜週5日、時給1,500円〜) | 公式に記載なし |
| 集英社 | 「オープンカンパニー」と呼び、選考への影響なしを明言 | 影響なしと明言 |
| 小学館 | 「採用選考に影響なし」と明言する仕事研究セミナー | 影響なしと明言 |
| 講談社 | 「おもしろくてためになる講座」は1日のオープンカンパニー | 記載なし |
出版業界の比較は出版業界の就活にまとめています。
アーカイブ配信を使う会社とライブ中心の会社
同じ業界でも、説明会や仕事体験の形式ははっきり分かれます。各社の公式採用ページで確認できた範囲を並べました(東洋経済新報社以外は2026年9月28日確認)。
| 企業 | 公式ページで確認できた形式 | アーカイブ・動画の扱い |
|---|---|---|
| 東洋経済新報社 | 職種別説明会・業界研究セミナー・全職種共通説明会を録画で配信 | 3本とも10月4日時点で受付中、視聴期限の記載なし |
| バンダイ | マイナビの合同WEBイベント(2026年4月11日、5月17日)に出展 | 両イベントの登壇を「イベントアーカイブ」として掲載。会社説明会の動画もYouTubeで公開 |
| バンダイナムコスタジオ | 職種別のオンライン説明会 | 27卒向けを含む説明会をYouTubeのアーカイブ一覧で公開 |
| 日本経済新聞社 | オープンカンパニーは9月1〜3日に職種別で時刻指定のオンライン開催。記者コースは東京・大阪本社で対面の2日間 | アーカイブ配信の記載は公開情報では確認できませんでした |
| 日経BP | 2026年7〜9月のうち連続1週間。応募資格は「本社(東京)に通える方」 | アーカイブ配信の記載は公開情報では確認できませんでした |
録画で参加できる利点は、授業やアルバイトと重なっても視聴でき、見返せることです。その代わり、その場で質問したり社員と話したりする機会はほとんどありません。東洋経済新報社の場合、その穴を10月15日のライブのガイダンスで埋められます。動画を見て浮かんだ疑問を持って参加すると、1時間を無駄なく使えます。
よくある質問
今から参加できるものはありますか
アーカイブ動画3本(職種別説明会、業界&企業研究セミナー、全職種共通説明会)と、10月15日(木)18時からのWEBガイダンスに申し込めます。1day仕事体験ワークショップは受付を終えています。
アーカイブ動画はいつまで見られますか
公式の採用サイトには視聴期限の記載がありません。10月4日の時点ではいずれも「エントリー受付中」でした。
10月15日のガイダンスの締切はいつですか
当日、10月15日(木)の午前10時です。新卒採用マイページから申し込みます。
本選考にはもう応募できますか
公式の採用サイトでは、記者・編集者、データビジネス、書籍編集の3職種が「28年卒 エントリー受付中」と表示されています。応募締切は未定で、決まり次第マイページで知らされます。
初任給はいくらですか
3職種とも、大学院卒304,210円、四大卒289,030円と募集要項に書かれています。
秋冬のインターンシップはありますか
記者・編集者の募集要項では、職種別説明会・座談会・インターンシップは「準備中」とされています。10月15日のガイダンスの案内にも、秋冬のインターンシップへの応募を迷っている人が対象として挙がっています。具体的な日程は公開されていません。
参加すると本選考で有利になりますか
公式ページには、参加と本選考の関係は書かれていません。どのプログラムも三省合意の実施期間の要件を満たしません。
まとめ
- 10月5日時点で申し込めるのは、アーカイブ動画3本と10月15日(木)18時のWEBガイダンス
- ガイダンスの申込締切は当日の午前10時
- 本選考の記者・編集者、データビジネス、書籍編集は「エントリー受付中」、締切は未定
- 初任給は大学院卒304,210円、四大卒289,030円、募集は各若干名
- 1day仕事体験ワークショップ(9月、本社)は8月30日で受付終了
参照した情報源
- 東洋経済新報社 採用サイト「新卒者採用」一覧と各ページ(3days職種別WEB説明会、1day仕事体験ワークショップ、業界&企業研究セミナー、全職種共通WEB説明会、インターンシップ&本選考ガイダンス、記者・編集者/データビジネス/書籍編集の募集要項) https://recruit.toyokeizai.net/new-graduate/(2026年10月4日確認)
- 文部科学省・厚生労働省・経済産業省「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に関する基本的考え方」(令和4年6月13日改正)。4類型の定義とタイプ3の実施期間要件
- https://www.bandai.co.jp/recruit/grad/event/(2026年9月28日に公式ページで確認)
- https://www.bandainamcostudios.com/recruit/graduate/coworker/14113(2026年9月28日に公式ページで確認)
- https://www.nikkei.co.jp/internship/(2026年9月28日に公式ページで確認)
- https://www.nikkeibp.co.jp/saiyo/guideline02/(2026年9月28日に公式ページで確認)
- マイナビ2028「(株)東洋経済新報社のインターンシップ&キャリア」(2026年9月確認、初版の作成時に参照)
東洋経済新報社の日程と締切は、採用マイページで順次案内されます。申し込みの前に最新の表示を確認してください。