博報堂の28卒採用は、夏・冬・春の3つのタイミングで選考が行われ、夏と冬は原則としてインターンシップを経由します。冬の「ビジネスデザイン篇」(12月7日〜11日の5日間)は10月2日正午でエントリーを締め切り、参加者には「内々定直結型の早期選考」が案内されると公式に書かれています。10月5日の時点で採用サイトの「現在募集中の選考」は空欄で、ここから応募できるのは春の公募選考です。インターンや早期選考の結果は、春の選考には一切影響しないと明記されています。
28卒の選考は夏・冬・春の3回
博報堂の採用サイトの「採用スケジュール」(2026年10月4日確認)には、次のように書かれています。
| タイミング | 入口 | 10月5日時点 |
|---|---|---|
| 夏 | インターンシップ(ビジネスデザイン篇、クリエイティブ篇、マーケティングサイエンス篇、データエンジニアリング篇) | 終了 |
| 冬 | インターンシップ(ビジネスデザイン篇。冬の併願ルールにはマーケティングサイエンス篇・データエンジニアリング篇の名前もある) | ビジネスデザイン篇は10月2日でエントリー終了、選考中 |
| 春 | 公募選考 | 日程は未公表 |
職種の区分は、総合職、初期配属が確約されるクリエイティブ職、同じく初期配属が確約されるデータサイエンス領域職種の3つです。インターンシップの一覧ページ(10月4日確認)に載っている冬のプログラムはビジネスデザイン篇だけで、マーケティングサイエンス篇とデータエンジニアリング篇の冬の募集ページは見当たりませんでした。
公式には「各インターンシップの合否および早期選考の結果は、春公募選考には一切影響しません」と書かれています。夏も冬も参加できなかった人、選考で落ちた人も、春にもう一度同じ条件で応募できるということです。
併願できない組み合わせ
- 同じ時期に行うインターンシップは併願できない
- 夏のビジネスデザイン篇・クリエイティブ篇・マーケティングサイエンス篇・データエンジニアリング篇は、どれか1つしか応募できない
- 冬のビジネスデザイン篇・マーケティングサイエンス篇・データエンジニアリング篇も、どれか1つ
- 夏のインターンシップに参加した人は、冬のインターンシップに応募できない
- 夏に応募して参加に至らなかった人は、冬にも応募できる
ワークショップは選考直結型ではないものの、夏のインターンシップへの選考で優遇枠を一部設けると書かれています。
冬のビジネスデザイン篇の実施概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施期間 | 2026年12月7日(月)〜11日(金)の5日間 |
| 形式 | DAY1はオンライン(講義)、DAY2〜5は博報堂本社(赤坂Bizタワー)で対面(グループワーク・プレゼン) |
| 募集人数 | 120名(予定) |
| 対象 | 国内外の大学・大学院に在籍中で就業経験のない方。2028年卒以外の学年も参加可 |
| エントリー期間 | 2026年8月19日(水)正午〜10月2日(金)正午。エントリーシート・課題・AI面談は10月1日(木)正午、適性検査は10月2日(金)正午が期限 |
| 書類選考の結果 | 2026年10月16日(金)予定 |
| 一次選考(オンライン) | 10月21日・22日・23日・26日・27日のいずれか(予定)。結果は10月30日予定 |
| 二次選考(オンライン) | 11月5日・6日・9日・10日・11日のいずれか(予定)。結果は11月16日予定 |
ビジネスデザイン篇の公式ページには「エントリーは終了しました」と表示されています(2026年10月4日確認)。上の選考日程は、すでにエントリーした人の今後の予定として読んでください。
約1,200人から約120人への絞り込み
選考は、エントリー(ES・課題・AI面談・適性検査)、書類選考(通過予定 約1,200人)、一次選考(学生1人に社員1人の面談で約500人へ)、二次選考(学生1人に社員2人の面談で約120人へ)、合格(約120人)の5段階です。公式には「インターンシップにご参加された皆さまに、内々定直結型の早期選考をご案内します」とあります。
AI面談と対面での適性検査
エントリーを終えるには、エントリーシート提出、課題提出、AI面談、WEBでの適性検査受検の4つが必要でした。適性検査はパーソナリティ検査と知的能力検査をすべてWEBで受け、インターンシップとその後の早期選考に進む人は、不正防止のため改めて対面で受検すると書かれています。
遠方からの参加
一都三県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)以外から来社する人には、会社が交通手段を手配し、希望すれば宿泊先も手配します。海外から来る人には往復6万円まで交通費が補助されます。
実施日数を制度の要件に照らす
2022年6月改正の三省合意では、インターンシップで取得した学生情報を採用選考に使えるのは、汎用的能力活用型で5日間以上、専門活用型で2週間以上などの要件を満たす場合に限られます。ビジネスデザイン篇は5日間で、汎用型の期間要件を満たす水準です。内々定直結型の早期選考を案内できるのは、この設計があるからだと読めます。判別の考え方はインターン優遇とは?早期選考・選考免除の仕組みを一次資料で解説【28卒】にまとめています。
本選考の募集要項と待遇
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 募集職種 | 総合職(ビジネスプロデュース、ストラテジックプラニング、クリエイティブ、PR、メディアプロデュース、メディアプラニング、コンテンツプロデュースなど) |
| 募集人数 | 120名(予定) |
| 応募資格 | 就業経験がなく、2028年3月までに学士・修士・博士のいずれかを取得見込み(国籍不問)など |
| 給与 | 年俸制 3,600,000円(月額300,000円)+超過勤務手当+業績賞与(年1回) |
| 支給モデル | 月30時間の時間外労働で月額379,800円(基本給300,000円+超過勤務手当79,800円)+業績賞与 |
| 勤務時間 | 9:30〜17:30(休憩1時間) |
| 休日・休暇 | 完全週休2日(土・日)、祝日、年末年始。年次有給休暇20〜30日(初年度17日)、年2回・連続5営業日のフリーバカンス |
超過勤務手当は研修期間中も含めて全額支給と書かれています。
メディア・広告各社のプログラムを並べる
テレビ局と新聞社は3日間以下の設計が中心で、5日間規模を用意するのは広告会社側です。他社の欄は、内定ナビの各社の記事で確認した内容です。
| 企業 | 確認できたプログラム | 選考との関係 |
|---|---|---|
| 博報堂 | 5日間 | 内々定直結型の早期選考へ |
| 電通 | 5種類のうち4つ | 採用選考直結型と明記 |
| 朝日新聞社 | 冬はジャーナリスト1day・ビジネス2days・エンジニア1day | 公式に記載なし |
| 東宝 | 3コースとも5日間 | 汎用型の水準 |
| 松竹 | 5日間×3日程 | 汎用型の水準 |
| TBS | 1日の仕事体験、面接通過者が次段階へ | 段階制 |
| NHK | 共通2日間+コース別3〜4日間 | 要件を満たさない |
| テレビ東京 | 総合職3日間+9月の部門別 | 要件を満たさない |
| 読売新聞社 | 職種別11プログラム、大半は1日 | 要件を満たさない |
| フジテレビ | 1日の番組制作体験 | 選考なし・先着順 |
| ソニーミュージックグループ | 金曜午後+土日の実質3日間 | 要件を満たさない |
本選考の準備としては、エントリーシートの書き方をES対策・体験談サイト比較、適性検査の形式差をWebテスト・適性検査対策の進め方で確認できます。
ビジネスデザイン篇が見せる仕事
公式の説明では、ビジネスデザイン篇は「拡張する広告会社のビジネスデザイン」に焦点を当てたプログラムです。講師にはメディアプラニングディレクター、マーケティングプラニングディレクター、ビジネスプロデューサーが並び、広告制作だけでなく、メディア投資の戦略やクライアントの事業成長そのものに関わる職種があることが分かります。本選考の募集職種にもストラテジックプラニングやメディアプラニングが並んでおり、「広告会社」という括りの中にある専門職の違いを理解しておくと、志望動機に厚みが出ます。
これから博報堂を受ける人が準備すること
- 春の公募選考の日程は採用サイトで告知される。28卒のプレエントリーとマイページ登録を済ませておく
- 夏・冬に落ちていても春の選考には影響しないので、冬の選考で使ったESや課題は振り返って作り直す
- 総合職・クリエイティブ職・データサイエンス領域職種のどれで受けるかを決める。後の2つは初期配属確約
- 次回の大型イベント「博FES」は3月の開催予定と案内されている(イベントページの表記は「2026年3月」)。日程の告知を待つ
よくある質問
今から博報堂のインターンシップに応募できますか
10月4日の時点で、採用サイトの「現在募集中の選考」は「現在募集中の選考はありません」の表示でした。冬のビジネスデザイン篇は10月2日正午でエントリーを締め切っています。
インターンシップに落ちたら本選考で不利になりますか
公式には、各インターンシップの合否と早期選考の結果は春公募選考に一切影響しないと書かれています。
夏に参加した人は冬にも応募できますか
できません。夏のインターンシップに参加した人は冬に応募できないと明記されています。夏に応募して参加に至らなかった人は冬にも応募できます。
参加すれば必ず内定しますか
公式には「内々定直結型の早期選考をご案内します」とあり、早期選考への案内は明記されていますが、内定そのものを保証する記載ではありません。
2028年卒以外でも参加できますか
各インターンシップには、28卒に限らず国内外の大学・大学院に在籍していて就業経験のない人なら誰でも参加できると書かれています。早い学年で参加した場合に早期選考がどの年度に適用されるかは、公式ページでは確認できませんでした。
初任給はいくらですか
年俸制で3,600,000円(月額300,000円)に超過勤務手当と業績賞与が加わります。月30時間の時間外労働をした場合の支給モデルは月額379,800円です。
面談の服装は決まっていますか
ビジネスデザイン篇の公式ページに「服装自由」「普段通りのご自身がリラックスできる服装で臨んでください」と書かれています。
遠方から参加する場合の負担はどうなりますか
一都三県以外からの参加者には交通手段と、希望すれば宿泊先が手配されます。海外からの場合は往復6万円まで交通費が補助されます。
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選考を有利に進めたい人へ
博報堂のビジネスデザイン篇は書類通過約1200人から二次選考で約120人に絞られます。倍率の高さを踏まえ、就活エージェントに相談して広告・マスコミ他社の選考も同時に組む考え方もあります。
同じ業界の他社と比べたい場合は、広告・マスコミ業界の就活|14社の募集要項に見る動画提出と選考直結の有無【28卒】で確認できます。実際に募集要項を確認した各社の設計をまとめています。
冬のビジネスデザイン篇は書類選考通過者だけで約1,200人、最終的に参加できるのは約120人です。冬に間に合わなかった人や落ちた人は、結果が影響しない春の公募選考に向けて準備を続けてください。
まとめ
- 28卒の選考は夏・冬・春の3回。夏と冬は原則インターンシップ経由
- 冬のビジネスデザイン篇(12月7日〜11日、5日間、120名予定)は10月2日正午でエントリー終了
- 参加者には内々定直結型の早期選考を案内。選考は書類(約1,200人)から二次面談(約120人)まで
- インターンや早期選考の結果は春公募選考に一切影響しない
- 本選考は総合職120名予定、年俸制360万円(月額30万円)+超過勤務手当+業績賞与
参照した情報源
- HAKUHODO RECRUITMENT「採用情報」現在募集中の選考・採用スケジュール・募集要項 https://hakusuku.jp/recruit/information/(2026年10月4日確認)
- HAKUHODO RECRUITMENT「ビジネスデザイン篇」インターンシップページ https://hakusuku.jp/recruit/information/internship/2026/winter/business_design/(2026年9月7日確認、10月4日にエントリー終了表示を再確認)
- HAKUHODO RECRUITMENT「インターンシップ」一覧 https://hakusuku.jp/recruit/information/internship/(2026年10月4日確認)
- HAKUHODO RECRUITMENT「イベント」 https://hakusuku.jp/recruit/information/event/(2026年10月4日確認)
- 文部科学省「令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります」
募集は年度ごとに更新されます。応募の前に同じ公式ページで最新の日程と締切をご確認ください。