ベネッセコーポレーションのインターンシップ公式ページには「一般選考通過率5.4%」という具体的な数字が明記されています(2020年度夏実績)。数値の年度は古いものの、狭き門であることを企業自身が示している珍しい例です。公式ページを2026年10月19日に確認したところ、3つのプログラムはいずれも1日で、いま申し込めるのは11月2日(月)正午が締切の「End-User・企画メソッド」だけです。エンジニア1day選考会と「つくる、教育×DIGITAL」は、締切の7月に受付を終えています。
3つのプログラムと「本選考優遇のチャンスあり」
ベネッセコーポレーションの公式インターンシップサイトによると、実施されているプログラムは次の3つです。
| プログラム名 | 内容 | 開催・応募(公式、2026年10月19日確認) |
|---|---|---|
| End-User・企画メソッド | 入門型の企画立案プログラム。事業開発の流れから企画のフェーズだけを切り出した入門編で、経歴は不問 | 11月、11:00〜18:00、オンライン。応募締切11月2日(月)正午。マイページに表示される選考課題に取り組む。受付中 |
| エンジニア1day選考会 | エンジニア志望者向け。企業研究(社屋ツアー・企業紹介・プロダクト紹介・質問会)と選考(面接など)を1日で行う | 8月30日(日)・9月6日(日)、東京本部。応募締切7月31日(金)。受付終了 |
| つくる、教育×DIGITAL | EdTech領域のデジタル商品企画。エンジニア志望者向けの1日で、企画までのフェーズを体験する | 10:00〜17:45、オンライン。応募締切7月13日(月)正午。「Benesseからの挑戦状」に基づくエントリーシートを提出。受付終了 |
対象は28卒(2028年卒業)の学生のみです。公式のFAQには、大学1・2年生の問い合わせに対して、席数に限りがあるため今年の就活生を優先する、28卒に該当しない場合はインターンにエントリーできない、と書かれています。以前の版では「優先されない」と書いていましたが、公式の文面は「エントリーできない」です。開催月日は、9月の確認時には書かれていませんでしたが、10月19日の確認では各プログラムのページに載っています。全プログラムに選考があり、「本選考優遇のチャンスあり」と案内されています。
特に目を引くのが「一般選考通過率5.4%(2020年度夏実績)」という記載です。10人に1人も通らない狭き門であることを、企業自身が具体的な数字で示している点は珍しく、対策の重要性を裏付ける材料になります。ただしこの数字は2020年度の実績であり、直近の通過率とは異なる可能性がある点には注意してください。
実施日数を制度の要件に照らす
2022年の3省合意改正では、インターンシップとして学生情報を採用選考に使うには、実施期間が5日間以上(専門活用型は2週間以上)などの要件を満たす必要があります。ベネッセの公式サイトは、3プログラムとも1日の開催です(企画メソッドは11:00〜18:00、「つくる、」は10:00〜17:45、エンジニア1day選考会は名称のとおり1日)。5日間以上の要件には届きません。それでも公式は全プログラムに「本選考優遇のチャンスあり」と案内しているため、日数の要件と優遇の有無を切り離して読む必要があります。見分け方はインターン優遇とは?早期選考・選考免除の仕組みを一次資料で解説【28卒】で整理しています。
公式FAQで分かる応募のルール
| 疑問 | 公式の回答の要点 |
|---|---|
| 複数プログラムに併願できるか | 併願できる。日程によって通過率に偏りが出ることがあるので、幅広く応募してほしいとされている |
| 前のターム(夏など)に参加済みでも応募できるか | 同じ卒業年度内なら複数のタームに応募できる。ただし、まだ参加していない人を優先する場合がある。卒業年度が変わった人は、28卒と同じく1から応募する。プログラム内容は前年度と同じなので、別のプログラムを選ぶことを勧めている |
| 就職先として考えていなくても応募できるか | できる。就職先としての意向は関係なく参加できる |
| 1・2年生は応募できるか | 28卒に該当しない場合はエントリーできない。来年以降の応募を案内している。ベネッセグループでのアルバイトを勧めている |
エンジニア1day選考会は「内定まで1日」の設計
エンジニア1day選考会のページには、企業研究から内定まで1日で完結すると書かれています。当日の内容は、社屋ツアー・企業紹介・プロダクト紹介・質問会の企業研究編と、面接などの選考編です。応募資格は、28卒のエンジニア志望で、コンピューターサイエンスやプログラミングに触れた経験が2年以上あり、触れたことのある言語やフレームワークが4つ以上の人です。交通費は規定金額が支給され、現住所が東京・神奈川・千葉・埼玉以外の人には前泊または後泊の宿泊費補助があります。新卒採用では「エンジニア確約の専用コース」があり、社内には約400名のエンジニアが在籍すると案内されています。2026年の回は8月30日と9月6日で、受付はすでに終わっています。
低学年は優先されない、という明記
「より低学年の応募は席数の制限から優先されない」という一文は、多くの企業がぼかしがちな学年による選考上の扱いを、はっきり言い切っている点で参考になります。大学1・2年生が参加を検討する場合、席数の関係で通過しにくい可能性がある前提で臨む必要があります。
サービス・小売各社のプログラムを並べる
店舗や現場を持つ企業は、学生を受け入れる形式に制約があり、日数は短めに設定される傾向があります。
| 企業 | 確認できたプログラム | 選考との関係 |
|---|---|---|
| ベネッセ | 一般選考通過率5.4%を公表 | 数値を公表 |
| ニトリ | STORE MANAGEMENTコース5日間 | 早期選考権を明記 |
| オリエンタルランド | 専門職(技術)5日間/総合職1日(いずれも終了) | 記載なし |
| 良品計画 | 3日間、3テーマ | 記載なし |
| JTB | 1Day参加で3Daysへの応募権 | 段階制 |
| SBC湘南美容クリニック | STEP1・STEP2の2段階 | 両方参加が早期選考の条件 |
| パーソルキャリア | 「BRIDGE」(前年の回は2DAYS、28卒向けは公式で未確認) | 記載なし |
| 星野リゾート・マネジメント | 1Day対面(広島・福岡) | 記載なし |
本選考の準備としては、エントリーシートの書き方をES対策・体験談サイト比較、適性検査の形式差をWebテスト・適性検査対策の進め方で確認できます。優遇の有無の見分け方はインターン優遇とは?早期選考・選考免除の仕組みを一次資料で解説【28卒】にまとめています。
事業を知っておく
ベネッセコーポレーションは「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」などの通信教育・出版事業を主力とする教育系企業です。エンジニア職向けのプログラムやEdTech領域のハッカソン形式のプログラムも用意されている点から、教育コンテンツの企画・編集だけでなく、デジタル領域の職種も幅広く採用している様子がうかがえます。志望動機を作る際は、紙の教材からデジタル教育への事業シフトという観点も押さえておくとよいでしょう。
応募の前に決めておくこと
- 対象は28卒のみのため、自分の卒業年度が該当するか確認する
- いま申し込めるのは11月2日(月)正午締切のEnd-User・企画メソッドだけ。マイページに登録して選考課題に取り組む
- エンジニア志望なら、1day選考会と「つくる、」は2026年の回が終わっているため、次の募集を待つ
- 「一般選考通過率5.4%」という狭き門である点を踏まえ、選考課題の準備を早めに始める
- 企画メソッドの開催は11月、11:00〜18:00の1日。授業の予定と照らして空けておく
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選考を有利に進めたい人へ
ベネッセは一般選考通過率5.4%(2020年度夏実績)を公式に載せていて、応募先を絞り込みにくい相手です。ESの見直しが不安なら、就活エージェントの添削を組み合わせられます。応募先を広げたい方向けです。
大学1・2年生から参加できるプログラムを他社と比べたい場合は、大学1・2年生が参加できるインターンは?|150社で確認した24社と、学年で分かれる扱い【29卒・30卒】をご覧ください。3省合意の実施時期要件から、低学年向けが1日中心になる理由も整理しています。
よくある質問
5.4%という数字はいつの実績ですか
2020年度夏の実績として明記されています。数値の年度が古い点は、読むときに踏まえておく必要があります。
プログラムはどう選べばよいですか
入門型の企画立案、エンジニア向けの1日完結型、EdTech領域のハッカソン形式と性質が分かれています。志望職種から選ぶ形になります。
教育業界の知識は必要ですか
応募条件としての記載は確認できませんでした。デジタル商品企画を扱うプログラムもあり、必要な素養はプログラムごとに異なります。
一般選考通過率5.4%とはどういう意味ですか
公式サイトに「2020年度夏実績」として明記されている数字で、インターンシップの一般選考(早期選考ルートではない通常の選考)を通過できた割合を示しているとみられます。狭き門であることは間違いありませんが、最新年度の数値ではない点に注意してください。
大学1・2年生でも参加できますか
対象は28卒(2028年卒業予定者)のみと明記されており、低学年の参加は前提とされていません。公式サイトにも「より低学年の応募は席数の制限から優先されない」とあります。
エンジニア職以外でも応募できますか
「End-User・企画メソッド」は入門型の企画立案プログラムとされており、エンジニア職に限定されない内容とみられます。志望する職種に応じてプログラムを選んでください。
同じ業界の他社と比べたい場合は、サービス業界の就活|12社の募集要項に見る段階制プログラムと、応募資格の書き方の差【28卒】で確認できます。実際に募集要項を確認した各社の設計をまとめています。
28卒に該当しない1・2年生はエントリーできないと明記されています。1・2年生のうちからの参加を考えている場合は、他社のプログラムも合わせて検討してください。受付中の企画メソッドの締切は11月2日(月)正午です。
まとめ
- 3つのプログラム(End-User・企画メソッド/エンジニア1day選考会/つくる、教育×DIGITAL)がある
- 対象は28卒のみで、28卒に該当しない1・2年生はエントリーできないと明記されている
- 3プログラムとも1日。2026年10月19日時点で受付中なのは、11月2日(月)正午締切のEnd-User・企画メソッドだけ
- 複数プログラムへの併願は可能と公式に書かれている
- 「一般選考通過率5.4%(2020年度夏実績)」という具体的な数字が公式に示されている
- 全プログラムに選考があり「本選考優遇のチャンスあり」とされる
参照した情報源
- 株式会社ベネッセコーポレーション インターンシップ公式サイト(benesse.co.jp、2026年9月8日・10月19日確認)。各プログラムのページ https://www.benesse.co.jp/fr_s/internship/plan/ ・ 1day/ ・ cross/
- 文部科学省「令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります」
- https://www.benesse.co.jp/fr_s/internship/(2026年10月19日に公式ページで再確認)
掲載している日程や条件は、株式会社ベネッセコーポレーション インターンシップ公式サイトを2026年9月8日と10月19日に確認した時点のものです。ベネッセコーポレーションの3プログラムは、内容も開催時期も年度で入れ替わります。応募前にベネッセの公式インターンシップサイトで最新の掲載をご確認ください。