三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、国内営業部門・投資銀行部門・システム部門の3コースでウィンターインターンシップを実施しています。3コースとも「本イベントは、採用選考活動とは関係ありません」と明記しており、選考(エントリーシート・WEB適性検査)を経て参加する仕組みでありながら、優遇は約束されていません。
10月5日の時点で、国内営業部門とシステム部門のウィンターインターンシップは応募受付中です。エントリー期間は、国内営業部門が10月29日(木)12時まで、システム部門が10月25日(日)23時59分までです。
受付中の2コースの締切と募集人数
公式サイトのコース別ページ(2026年10月4日確認)に載っている内容です。
| 項目 | 国内営業部門 | システム部門 |
|---|---|---|
| 日程 | 12月1日〜18日に6回(各回2日間、13:00〜17:00) | 対面 11月18日・27日、12月7日(13:00〜17:30)/オンライン 11月25日、12月3日(14:00〜16:00) |
| 形式 | オンライン | 対面(大手町フィナンシャルシティ グランキューブ)またはオンライン |
| エントリー期間 | 9月24日(木)〜10月29日(木)12:00 | 9月24日(木)〜10月25日(日)23:59 |
| 募集人数 | 各回60名程度 | 対面 各回50名程度、オンライン 各回30名程度 |
| 選考 | ES・WEB適性検査、書類選考、面接 | ES・WEB適性検査、書類選考 |
| 応募資格 | 四年制大学・大学院に在籍中(全学部・全学科)。国内営業部門は全日程に参加できること | |
国内営業部門は、ビジネスシミュレーションとグループワークでウェルスマネジメントを体験する内容で、事前知識は問わないと書かれています。国内営業部門は書類選考のあとに面接がある点が、システム部門との違いです。投資銀行部門の日程と締切は、マイページの案内で確認してください。
3コースの日数と形式を比較する
公式サイト「三菱UFJモルガン・スタンレー証券 インターンシップ」ページ(2026年9月19日確認)によると、現在案内されている3コースの概要は次のとおりです。
| コース | 日数 | 開催時期 | 形式 |
|---|---|---|---|
| 国内営業部門 | 2日間(各回、13:00〜17:00) | 2026年12月1日〜18日に6回実施 | オンライン |
| 投資銀行部門 | 5日間(日数短縮の可能性あり) | 2026年12月14日〜18日 | 対面(東京・大手町の投資銀行本部) |
| システム部門 | 単日(対面4.5時間/オンライン2時間) | 2026年11月18日〜12月7日に対面3回・オンライン2回 | 対面またはオンライン |
3コースとも対象は「四年制大学または大学院を卒業する見込みの方(全学部・全学科対象)」で、学部の指定はありません。なお、リサーチ部門・市場商品部門・リスク管理部門は三菱UFJ銀行での採用となる旨が公式サイトに明記されており、同じMUFGグループでも採用ルートが分かれています。
投資銀行部門だけが期間要件に届く可能性がある
2022年6月改正の三省合意では、企業が取得した学生情報を採用選考に使えるのは、汎用的能力活用型で実施期間5日間以上等の要件を満たすプログラムに限られます。3コースのうち、投資銀行部門(5日間)だけがこの水準に届く日数ですが、公式サイトには「日数短縮の可能性」が明記されており、実際に5日間で開催されるかは確定していません。国内営業部門(2日間)とシステム部門(単日)は、この要件には届きません。判別の考え方はインターン優遇とは?早期選考・選考免除の仕組みを一次資料で解説【28卒】にまとめています。
選考はあるが「採用選考活動とは関係ありません」
3コースともエントリーシート・WEB適性検査による書類選考があり、投資銀行部門はさらに面接(原則オンライン)を経て参加者が決まります。選考を経て参加する設計でありながら、3コースいずれのページにも「本イベントは、採用選考活動とは関係ありません」という同じ一文が明記されています。参加のハードル(選考)と、参加後の優遇の有無は別物として扱われている点に注意が必要です。報酬・交通費・宿泊費・通信費はいずれのコースも支給なしと案内されています。
事業を知っておく
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱UFJ証券とモルガン・スタンレー証券の投資銀行業務が統合して発足した、MUFGグループの証券会社です。有価証券の売買・引受、M&Aアドバイザリー、デリバティブ取引など幅広い業務を手がけます。同じMUFGグループでも、三菱UFJ銀行は法人営業向けに3日間・オンラインのプログラムを、三菱UFJ信託銀行は半日・オンラインの「センタクシンタク」と非連続5日間の「TRUST TO LAST」に加えて理系・専門コースも設けており、グループ内でもコース設計は各社ごとに異なります。
応募の前に決めておくこと
- 投資銀行部門(対面・5日間)は「短縮の可能性」があるため、確定日程はマイページ登録後の案内を確認する
- 3コースとも書類選考(ES・WEB適性検査)があるため、応募前に準備しておく
- 参加しても「採用選考活動とは関係ありません」と明記されている前提で申し込む
- リサーチ・市場商品・リスク管理に関心がある場合は三菱UFJ銀行の採用ルートも確認する
銀行・証券・保険各社のプログラム日数を並べる
金融は同じ業界でも、選考との関係を開示する企業と開示しない企業に分かれます。名称と実際の開催日数が一致しない例もあるため、名称ではなく日程そのもので確認する必要があります。
| 企業 | 確認できたプログラムの日数 | 制度上の扱い |
|---|---|---|
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 投資銀行部門5日間(短縮の可能性あり)、他2コースは2日以下 | コースによる。全コース「選考活動とは関係ありません」と明記 |
| 三菱UFJ銀行 | 法人営業3日間・オンライン | 要件を満たさない |
| 三菱UFJ信託銀行 | TRUST TO LASTなど5days型が複数(非連続の開催を含む) | 一部が汎用型の水準 |
| 三井住友銀行 | 大企業営業編は5日間、コース別は1〜3日間(28卒向けは夏のみで募集終了) | 大企業営業編のみ汎用型の水準 |
| SMBC日興証券 | 投資銀行部門は5日間 | 汎用型の水準 |
| 野村證券 | 給与ありの実務型と部門別ワークショップ | プログラムによる |
| 大和証券 | 5daysでも開催は4日間 | 名称と日数が一致しない |
| みずほフィナンシャルグループ | 秋冬募集分は1日、夏季は専門職向けに5日間の回あり | 時期・職種による |
| 農林中央金庫 | SUMMER PROGRAMは6日間 | 汎用型の水準。採用選考に活用と明記 |
| 三井住友信託銀行 | 夏の5Daysのみ要件を満たす | 一部が汎用型の水準 |
| みずほ信託銀行 | 1日(書類選考とWEB面接あり) | 要件を満たさない |
| ゆうちょ銀行 | 冬の募集は2日間の仕事体験とオンラインのオープン・カンパニー | 要件を満たさない |
| 三井住友海上あいおい損保 | 5DAYSでも開催は4日間 | 名称と日数が一致しない |
| 損保ジャパン | 総合コース3日間、専門キャリア2〜5日間 | コースによる |
| 第一生命 | 6コースで1〜5日間 | コースによる |
| 東京海上日動 | Marine College Winterはコースと開催地で日程が異なる | コースによる |
| 日本生命 | 夏は2〜3日間、秋は2日間(どちらも受付終了) | 要件を満たさない |
| 日本政策投資銀行 | 1〜3日間の5プログラム | 要件を満たさない |
| 日本政策金融公庫 | 1日・全日程オンライン | 要件を満たさない。採用活動とは無関係と明記 |
よくある質問
参加すると選考で有利になりますか
公式に「本イベントは、採用選考活動とは関係ありません」と3コースとも明記されています。参加自体を優遇の手段として期待しない前提で申し込む必要があります。
投資銀行部門は必ず5日間開催されますか
公式サイトには「日数短縮の可能性」が明記されており、5日間で確定しているわけではありません。応募後の案内で最終的な日程を確認する必要があります。
複数コースの併願はできますか
公開ページの範囲では併願の可否についての明記は見当たりませんでした。気になる場合は各コースの応募画面またはマイページで確認してください。
交通費や報酬は出ますか
出ません。システム部門のページには報酬・交通費・宿泊費・通信費とも支給なしと明記されており、他コースにも支給に関する記載はありません。
リサーチ部門やリスク管理部門を志望する場合はどうすればよいですか
公式サイトに、リサーチ部門・市場商品部門・リスク管理部門は三菱UFJ銀行での採用となる旨が明記されています。証券会社の採用ページだけでなく、三菱UFJ銀行の採用情報もあわせて確認する必要があります。
PR
選考を有利に進めたい人へ
3コースとも「採用選考活動とは関係ありません」と書かれているので、参加だけを軸にせず、逆求人・スカウトサービスで企業側から声がかかる経路も一緒に持っておけます。なお、投資銀行部門は日数短縮の可能性が明記されています。
同じ業界の他社と比べたい場合は、金融業界の就活で確認できます。実際に募集要項を確認した各社の日数と選考の関係をまとめています。
営業部門のプログラムには「採用選考活動とは関係ありません」という注記があります。投資銀行部門・システム部門には同じ注記は見当たらないため、部門ごとに選考との関係が異なる可能性があります。
まとめ
- 国内営業部門(2日・オンライン)、投資銀行部門(5日・対面、短縮の可能性あり)、システム部門(単日、対面/オンライン)の3コース
- 3コースとも「本イベントは、採用選考活動とは関係ありません」と明記されている一方、書類選考(ES・WEB適性検査)は必須
- 三省合意の期間要件に届く可能性があるのは投資銀行部門のみ。ただし日数短縮の可能性があり確定ではない
- リサーチ・市場商品・リスク管理部門志望者は三菱UFJ銀行の採用ルートを確認する必要がある
- 報酬・交通費・宿泊費・通信費はいずれのコースも支給なし
参照した情報源
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 採用ホームページ「インターンシップ」国内営業部門・投資銀行部門・システム部門の各ページ(sc.mufg.jp、2026年9月19日確認)
- 文部科学省・厚生労働省・経済産業省「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(2022年6月改正)
- https://www.sc.mufg.jp/company/recruit/internship/(2026年9月28日に公式ページで再確認)
3コースの日程や条件は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の採用ホームページで確認した時点のものです。募集は年度ごとに更新されるため、応募の前に同じページの最新の掲載をご確認ください。