EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)は「採用直結型」と明記したインターンシップを実施しています。ただし実施日数は4日間で、制度上の期間要件には届いていません。
2026年9月26日に公式ページで再確認した内容 28卒向けのインターン日程は、公式ページに掲載がありません(2026年9月26日確認)。この記事の日程は、公式ページで「2025年度採用直結インターンシップ」として掲載されている実績です。応募資格も「2026年夏〜2027年春に学位取得予定」の表記で、2028年卒の受付は本選考のみです。
2025年度は4トラック、いずれも4日間
公式サイトに掲載されているのは「2025年度採用直結インターンシップ」の日程で、4つのトラックに分かれています。2028年卒向けの日程は、公式サイトでは確認できませんでした。以下は2025年度の実績です。
| トラック | 実施期間 |
|---|---|
| 戦略コンサルタント | 8月5日〜8日(4日間) |
| ビジネスコンサルタント | 7月29日〜8月1日/8月12日〜15日/9月2日〜5日(各4日間、3クール開催) |
| テクノロジーコンサルタント | 8月19日〜22日(4日間) |
| M&Aフィナンシャルアドバイザー | 8月26日〜29日(4日間) |
2025年度はビジネスコンサルタントのみ3クール開催で、他の3トラックは1クールのみでした。募集人数が多い、あるいは選考の間口を広げたいトラックだと読み取れます。
「採用直結型」の表記と期間要件の関係
2022年の3省合意改正では、インターンシップで取得した学生情報を採用選考に使えるのは、実施期間が5日間以上(専門活用型は2週間以上)などの要件を満たすプログラムに限られることになりました。
EYSCのインターンは公式に「4日間の採用直結型プログラム」と案内されています。しかし4日間という日数は、汎用型の要件である5日間に届いていません。
制度上の型と、企業が実際に運用する選考ルートが必ずしも一致しないケースです。「採用直結型」という表記自体は企業の任意の呼び方であり、3省合意の枠組みにおける正式な分類とは別の話だという前提で読む必要があります。企業がどう呼んでいるかと、制度上どう扱われるかを分けて考える見方は、インターン優遇とは?早期選考・選考免除の仕組みを一次資料で解説【28卒】で詳しく説明しています。
選考フローは事前登録後に案内
公式サイトには、プレエントリー(マイページ登録)という入口のみが明記されており、「セミナーや選考についてのご案内は全てMypage宛てにお送りいたします」とあります。選考ステップの詳細は登録後にしか分かりません。
コンサルティングファーム各社の設計を並べる
コンサル業界は短期でも選考直結を明示する企業が多く、他業界とは案内の作法が異なります。日程は夏に集中します。
| 企業 | 確認できたプログラム | 選考との関係 |
|---|---|---|
| EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 採用直結型のプログラム | 明記あり |
| A.T.カーニー | 4日間の個人ワーク | 採用直結型と明記 |
| アビームコンサルティング | 1日/3日間 | 内定直結型と明記 |
| アクセンチュア | 職種別プログラム、3日間 | 職種による |
| デロイト トーマツ コンサルティング | 28卒でWinter Jobが廃止 | 年度により変動 |
| KPMG | ファーム別に日数と事前選考が異なる | ファームによる |
| マッキンゼー・アンド・カンパニー | 選考プロセス内のインターンシップ | いずれか1回の参加が必須 |
| BCG | 新卒ページにインターン記載なし(10月21日確認。9月の確認時はWinter Internship・12月・東京) | 面接で問題解決能力を確認 |
| PwCコンサルティング | 通年採用、職種別の選考プロセス | 選考内でコンサルティングワークを疑似体験 |
本選考の準備としては、エントリーシートの書き方をES対策・体験談サイト比較、適性検査の形式差をWebテスト・適性検査対策の進め方で確認できます。優遇の有無の見分け方はインターン優遇とは?早期選考・選考免除の仕組みを一次資料で解説【28卒】にまとめています。
事業を知っておく
EYSCは、EY Japanのコンサルティング部門です。事業は「セクター部門」(金融、テクノロジー、自動車・運輸、医療・医薬、消費財・小売などの業界別担当)と「ユニット部門」(戦略コンサルティング、M&Aアドバイザリー、組織・人材マネジメント、ファイナンス、リスク、テクノロジーなどの専門領域別チーム)の2軸で構成されています。
採用は「スタンダード」と「専門」の2つの入り口があり、専門にはテクノロジーコンサルタント、戦略コンサルタント、M&Aフィナンシャルアドバイザーの3職種があります。インターンのトラック名と採用時の職種名がおおむね対応しているため、インターン選考の段階から志望職種を意識しておくと一貫性のある準備になります。
非上場のため、平均年収や採用人数は公表されていません。この記事でも数字は断定していません。
応募の前に決めておくこと
- 戦略・ビジネス・テクノロジー・M&Aのどのトラックを軸にするか。採用時の職種名と対応している
- 2025年度の実績ではビジネスコンサルタントが3クール、他は1クールのみ。28卒の日程が公表されたら、他社の選考と重複がないか照らす
- 「採用直結型」の表記は制度上の要件充足を意味しない。選考フローの詳細はマイページ登録後に確認する
よくある質問
「採用直結型」なら内定に直結しますか
公式の表記であり、企業側の呼び方です。選考フローの詳細はマイページ登録後の案内でしか分からないため、内定までの過程は個別に確認してください。
4日間だと選考優遇はありませんか
期間の面では汎用型の要件に届いていませんが、優遇の有無そのものは公式に明記されていません。断定はできません。
複数トラックに応募できますか
公式サイトに併願可否の明記が見当たりませんでした。マイページの案内で確認してください。
ビジネスコンサルタントの3クールは難易度が違いますか
公式には言及がなく、断定できません。
非上場企業の採用人数はどこで確認できますか
EYSCは有価証券報告書の開示義務がない非上場企業のため、公式サイトの募集要項以外に確認できる一次情報は限られます。
4日間で採用直結型と書けるのはなぜですか
三省合意が定めるのはインターンシップという名称を使える条件であり、企業が選考の一部となる企画を実施すること自体は制限されていません。
トラックによって日程はどう違いますか
2025年度の実績では、戦略コンサルタントは8月5日から8日、テクノロジーコンサルタントは8月19日から22日、M&Aフィナンシャルアドバイザーは8月26日から29日と、いずれも4日間で時期が分かれています。
ビジネスコンサルタントの3クールはどれを選ぶべきですか
2025年度の実績では、7月29日から、8月12日から、9月2日からの3クールが設定されていました。難易度の違いについての記載はなく、日程で選ぶ形になります。
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選考を有利に進めたい人へ
EYSCは4日間のプログラムを採用直結型と明記していますが、選考の詳細はマイページ登録後の案内です。コンサル志望なら、就活エージェントで他ファームの動きも並べて確認できます、比較記事で違いを確認できます。
同じ業界の他社と比べたい場合は、コンサル業界の就活|9社の募集要項に見る「要件未満でも採用直結型」の構造【28卒】で確認できます。実際に募集要項を確認した各社の設計をまとめています。
この記事の日程は「2025年度採用直結インターンシップ」の実績です。28卒向けの日程は公式サイトで確認できず、2028年卒の受付は本選考のみとされています。
まとめ
- 2025年度実績は戦略・ビジネス・テクノロジー・M&Aの4トラック、いずれも実施期間は4日間(28卒の日程は公式に掲載なし)
- 「採用直結型」と明記されているが、4日間は汎用型の期間要件(5日以上)には届いていない
- 選考フローの詳細はマイページ登録後にのみ案内される
- 採用は「スタンダード」と「専門」の2入口。インターンのトラック名と職種名がおおむね対応する
参照した情報源
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング 新卒採用サイト(2026年9月6日確認)
- 文部科学省「令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります」
- https://www.eysc.jp/recruit/new_graduate/entry/new/(2026年9月26日に公式ページで再確認)
以上は2026年9月6日にEYストラテジー・アンド・コンサルティング 新卒採用サイトで確認した情報です。募集内容は年度ごとに変わることがあるので、応募の前に公式サイトで現在の募集状況をご確認ください。