NTTデータグループの現場受入れ型インターンシップは、実際のプロジェクトに参加する形式です。入社後の配属先が優遇される可能性があると公式に明記されている一方、その条件は公開されていません。約200プロジェクト、募集人数約1,000名という規模で、期間はプロジェクトごとに5日間から1か月程度まで幅があります。
配属先優遇の可能性はあるが条件は非公開
NTT DATA新卒採用サイト(2026年9月確認)に掲載された内容は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | 現場受入れ型。実際のプロジェクトに参画 |
| 実施日数 | 5日間〜1か月程度(受入れプロジェクトによる) |
| 受入れ規模 | 約200プロジェクト、募集人数約1,000名 |
| プレエントリー | 5月25日〜6月8日正午 |
| 実施時期 | 7月27日〜10月30日の間 |
| 事前オリエンテーション | オンライン。7月17日・22日・23日のいずれかへの参加が必須 |
| 選考 | 応募者多数の場合はエントリー内容による選考 |
| 待遇 | 規定に基づき交通費・宿泊費・昼食費を一部負担 |
| 優遇 | 入社後の配属先が優遇される可能性あり(条件あり) |
プロジェクトによって制度上の扱いが変わる
2022年6月改正の三省合意(文部科学省・厚生労働省・経済産業省)では、企業が取得した学生情報を採用選考に使えるのは、汎用的能力活用型で5日間以上、専門活用型で2週間以上の要件を満たす場合に限られます。
| 受入れ期間 | 該当する水準 |
|---|---|
| 5日間〜2週間未満 | 汎用的能力活用型 |
| 2週間〜1か月程度 | 専門活用型 |
同じ現場受入れ型でも、配属されるプロジェクトの期間によって制度上の類型が変わります。志望するコースの実施期間を個別に確認する必要があります。判別の考え方はインターン優遇とは?早期選考・選考免除の仕組みを一次資料で解説【28卒】にまとめています。
配属先優遇という表現の読み方
多くの企業が触れる優遇は、早期選考や選考免除といった採用プロセスに関するものです。NTTデータが明記しているのは入社後の配属先に関する優遇で、性質が異なります。
大規模なSIerでは、内定後にどの部門へ配属されるかが働き方を大きく左右します。配属先の優遇が事実であれば、選考を有利にすることとは別の価値があります。ただし条件は公開されておらず、エントリー後の案内でしか分かりません。
IT・通信各社の設計を並べる
| 企業 | 確認できたプログラム | 選考・配属との関係 |
|---|---|---|
| NTTデータグループ | 現場受入れ型、5日間〜1か月程度 | 配属先優遇の可能性(条件あり) |
| NTTドコモ | 2週間の現場受け入れ型 | 配属確約への入口 |
| ソフトバンク | 7日間のTURE-TECH | 本選考の一部免除を明記 |
| 楽天グループ | 5日間で要件を満たす | 選考直結と明記 |
| LINEヤフー | 28卒から採用のメインルートに | 選考の主軸 |
| KDDI | 業務系1day、技術系は5日間の回もあり | 記載なし |
| TIS | 1日のワークショップ、WEB開催 | 選考なし(先着順) |
| SCSK | 2〜4日のシスキャリセミナー | 複数ステップの選考あり |
| 日鉄ソリューションズ | 5日〜2週間未満の企画体験/1日オンライン | ES・適性検査・面接あり |
| NTTドコモソリューションズ | 冬に5日間の現場受入型(12月、ES締切10月30日)と半日のオンライン仕事体験 | 5日間の参加者に限定の早期選考 |
| 伊藤忠テクノソリューションズ | 2〜4日の職種理解型ワークショップ、WEB開催 | ES・適性検査あり |
NTTグループ2社がそろって配属に踏み込んでいる点は、この業界の中でも特徴的です。
8系統のコースから選ぶ
コースは開発・運用(プロジェクトマネージャ、アプリケーションスペシャリスト、ITサービスマネージャ)、技術(ITアーキテクト・ITスペシャリスト、R&Dスペシャリスト、データサイエンティスト)、営業、コンサルタント、デジタルビジネスマネージャ、ビジネスディベロッパ、サービスデザイナ、スタッフの8系統です。
IT業界の知識は一部プロジェクトを除いて問われないとされていますが、系統ごとに求められる資質は異なります。約200のプロジェクトから選ぶ以上、志望領域を絞らないとエントリー段階で手が止まります。
SIerの枠を超えた事業構成
NTTデータグループは国内最大級のシステムインテグレーターで、官公庁、金融、製造、流通など幅広い業界のシステム開発と運用を担います。近年はコンサルティングや新規事業創出にも領域を広げています。
現場受入れ型にコンサルタントやビジネスディベロッパのコースがあるのは、受託開発だけでなく上流の提案から関わる会社であることの表れです。IT企業という括りではなく、どの業界のどの課題に関わりたいかまで具体化すると志望動機が定まります。
応募前に準備しておくこと
プレエントリーは5月下旬から6月上旬で、事前オリエンテーションへの参加が必須です。夏の日程だけを見ていると、応募の入口を逃します。なお、今回のインターンシップの応募受付は公式サイト上ですでに終了しており、次回募集の日程は公式サイトの更新でご確認ください。
- 8系統のうちどの領域を軸にするかを決める
- 志望プロジェクトの期間が5日間程度か1か月程度かを確認し、予定と照らす
- 7月中旬の事前オリエンテーションに参加できる日を確保する
- 配属先優遇の条件は、エントリー後の案内で確認する
適性検査の形式差はWebテスト・適性検査対策の進め方、エントリーシートの書き方はES対策・体験談サイト比較で確認できます。
地方在住の場合の探し方は、東京以外で開催されるインターンは?|150社で確認した36社と、交通費が出る18社【28卒】にまとめています。交通費や宿泊費が支給される企業も一覧にしました。
文系からIT・技術系を目指す場合の入口は、文系からIT・エンジニア職に進めるか|18社の募集要項で確認した文理不問6社と、プログラミング不要のプログラム【28卒】にまとめています。プログラミングを行わないプログラムや、企画側から入れるコースも紹介しています。
よくある質問
配属先優遇の条件とは何ですか
具体的な条件は明記されていません。条件ありとのみ案内されており、エントリー後の確認が必要です。
IT業界未経験でも参加できますか
IT業界の知識は問わないとされていますが、一部プロジェクトは例外です。志望先の募集要項で確認してください。
複数のコースに応募できますか
併願の可否についての明記は見当たりませんでした。エントリー時の案内で確認してください。
交通費や宿泊費は支給されますか
規定に基づき、交通費・宿泊費・昼食費を一部負担すると明記されています。
参加後は必ず早期選考に案内されますか
明記されていません。公表されているのは配属先優遇の可能性のみです。
事前オリエンテーションは必須ですか
7月17日・22日・23日のいずれかへの参加が必須とされています。
全日程に参加する必要がありますか
全日程への参加が原則とされています。プロジェクトによって期間が異なるため、事前の確認が必要です。
文系でも応募できますか
専攻の限定は記載されていません。営業やコンサルタント、サービスデザイナなど文系学生が想定される系統もあります。
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選考を有利に進めたい人へ
NTTデータの現場受入れ型は約200プロジェクトあり、期間は5日間から1か月程度まで幅があります。どのプロジェクトを選ぶか迷うなら、就活エージェントの面談で相談してみる手があります。
同じ業界の他社と比べたい場合は、IT・通信業界の就活|20社の募集要項に見る選考直結型と配属確約【28卒】で確認できます。実際に募集要項を確認した各社の日数と選考の関係をまとめています。
インターンシップの募集は終了しています。プレエントリーへの参加が必要な設計だったため、次回募集が出たら早めの事前登録を検討してください。
まとめ
- 現場受入れ型は実際のプロジェクトに参画する形式、期間は5日間〜1か月程度
- 約200プロジェクト、募集人数約1,000名という大規模な受け入れ
- 入社後の配属先が優遇される可能性があると明記、条件は非公開
- プレエントリーは5月下旬〜6月上旬、事前オリエンテーションへの参加が必須
- コースは8系統に分かれ、応募前に志望領域を絞る必要がある
2026年9月28日に公式ページで再確認した内容 現場受入れ型インターンシップの2026年度分は、公式サイト上ですでに応募受付が終了しています。次シーズンの日程や締切は、公式サイトの更新をご確認ください。
参照した情報源
- NTT DATA 新卒採用サイト「インターンシップ」ページ(2026年9月確認)
- 文部科学省・厚生労働省・経済産業省「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(2022年6月改正)
- https://nttdata-recruit.com/event/internship.html(2026年9月28日に公式ページで再確認)
この記事の募集内容は、NTT DATA 新卒採用サイト「インターンシップ」ページで2026年9月に確認した内容です。募集は年度ごとに更新されるため、応募の前に同じ公式ページで最新の日程と締切をご確認ください。