三菱総合研究所の2026年ウィンターインターンシップは、グループワーク型・コンペティション型・体験・実践(OJT)型の3つの型に分かれ、全部で16コースあります。応募受付は9月11日から9月28日までで、10月5日の時点ではすでに締め切られ、書類・適性検査・面談の選考期間(9月29日〜10月28日)に入っています。実施は11月30日から12月11日のあいだで、どの型でも5日以上、会場は永田町の本社です。この記事では公式の募集要項をもとに、コースごとの定員と日程、待遇、選考の流れを整理します。
2026年ウィンターインターンシップの全体像
公式の採用サイトでは、2026年9月7日にウィンターインターンシップの情報が公開されました。型ごとの違いは次のとおりです。
| 型 | 日数 | コース数と定員 | 日程の決まり方 |
|---|---|---|---|
| グループワーク型 | 5日間 | 4コース(12〜30名程度) | 募集要項の期間に全日程参加 |
| コンペティション型 | 5日間 | 1コース(16名程度) | 募集要項の期間に全日程参加 |
| 体験・実践(OJT)型 | 5〜10日間 | 11コース(各2〜20名程度) | ESに参加できる日程を書き、面談で受入部署と調整 |
グループワーク型とコンペティション型は架空のケースや実在のデータベースを題材にしたチームまたは個人のワークで、最終日に発表とフィードバックがあります。OJT型は実際に動いているプロジェクトを社員と同じ執務スペースで進める形で、社内外の打合せに同席することもあると案内されています。
コース別の定員と実施日
| 型 | コース | 定員 | 実施日 |
|---|---|---|---|
| グループワーク型 | 経営コンサルティング | 30名程度 | 11月30日(月)〜12月4日(金) |
| グループワーク型 | 公共・医療DXコンサルティング | 12名程度 | 11月30日(月)〜12月4日(金) |
| グループワーク型 | 産業・金融DX/AXコンサルティング | 24名程度 | 11月30日(月)〜12月4日(金) |
| グループワーク型 | ヘルスケア(健康・医療、介護・福祉) | 25名程度 | 12月7日(月)〜12月11日(金) |
| コンペティション型 | AI分析コンペティション | 16名程度 | 11月30日(月)〜12月4日(金) |
| 体験・実践(OJT)型 | 11コース | 各2〜20名程度 | 11月30日〜12月11日のうち5〜10日間 |
OJT型の11コースは、エネルギー・サステナビリティ事業、防衛事業、先進デジタル基盤&サイバーセキュリティ戦略、フロンティア政策(宇宙・海洋・量子など)、次世代モビリティ、デジタル社会構想・実現、防災・レジリエンス政策、インフラ・都市政策、人材政策コンサルティング、組織・人材戦略コンサルティング、マクロ経済分析です。政策研究の色が濃いコースが多く、民間企業向けのコンサルティングはグループワーク型の3コースに集まっています。
ヘルスケアコースの実施期間は、公式の募集要項では「2025年12月7日(月)〜12月11日(金)」と表記されています(2026年10月4日確認)。曜日は2026年の暦と一致し、ほかのコースはすべて2026年の表記です。応募した方はマイページの案内で日付を確かめてください。
AI分析コンペティションコースだけは参加条件があり、pythonの経験が必要で、生成AIのAPIを使った経験があることが望ましいとされています。ほかのコースに必須の資格はありません。
応募から参加までの日程
| 段階 | 時期 | 10月5日時点 |
|---|---|---|
| 応募受付(マイページでES提出) | 9月11日(金)〜9月28日(月) | 終了 |
| 選考(書類・適性検査・面談) | 9月29日(火)〜10月28日(水) | 進行中 |
| 受け入れ決定の連絡 | 11月4日(水)までに随時 | これから |
| オリエンテーション | 参加前にオンラインで実施 | これから |
| インターンシップ実施 | 11月30日(月)〜12月11日(金)のうち5〜10日間 | これから |
選考は3段階です。最初がマイページに登録したエントリーシートによる書類選考、次が適性検査、最後が面談選考で、面談では業務への適性の確認と受入期間の調整をしたうえで受け入れの可否が決まります。面談はオンラインの予定と書かれています。
コースは応募の時点で第3希望まで出せますが、参加できるのは1コースだけです。
2026年冬のプログラムは9月28日で応募を締め切っています。これから三菱総合研究所を受けたい場合は、マイページ(2028卒)に登録しておけば、今後のイベントや本選考の案内を受け取れます。
待遇と参加条件
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 対象 | 大学生・大学院生(修士・博士)。学部・学科・専攻科・学年は問わない。他社に在職中の人は対象外 |
| 会場 | 東京・永田町本社 |
| 1日の時間 | 7時間15分(例 9:30〜17:45) |
| 交通費 | 実費支給 |
| 旅費・宿泊 | 首都圏以外の国内大学に在学中なら往復1回分の旅費を実費支給し、前日から最終日までの宿泊先を会社が手配 |
| 海外在住の人 | 国内の移動費を支給。国内の住所が首都圏外なら宿泊先も手配 |
| 保険 | 会社で傷害保険に加入 |
| 報酬 | 募集要項に記載なし |
地方の大学に通う学生にとっては、旅費と宿泊の両方を会社が持つ点が大きいところです。最長10日間の東京滞在でも、自己負担は食費などに限られます。
8月と9月のコーポレート職説明会は終了
ウィンターインターンシップとは別に、経理財務・総務・法務・人事のコーポレート職に絞った説明会が、8月4日(火)と9月9日(水)の16時からzoomで開かれました。所要時間は1時間程度、内容は2回とも同じで、選考はなく先着順、定員は100人以上でした。2回とも開催を終えています。
シンクタンクの採用は研究員の職種に目が行きがちですが、研究部門を支える管理部門にも新卒の入口があることを、会社としてはっきり示した回でした。研究職の志望動機しか用意していないと、コーポレート職への関心を面接で説明しにくくなります。どちらを軸にするかは早めに決めておくと楽です。
参加すると本選考で有利になるのか
2022年6月改正の三省合意(文部科学省・厚生労働省・経済産業省)では、インターンシップで得た学生情報を採用選考に使えるのは、汎用的能力活用型で5日間以上、専門活用型で2週間以上などの要件を満たす場合とされています。三菱総合研究所の冬のプログラムはすべて5日以上なので、日数の面ではこの水準に届いています。
ただ、公式の募集要項にもよくある質問にも、参加者を本選考でどう扱うかは書かれていません。日数を満たしていることが、そのまま優遇を意味するわけではありません。本選考の流れは公式のよくある質問で「エントリーシート提出、書類合格者に適性検査・論文試験など、その後に面接を複数回」と説明されており、学部生と院生、文系と理系で選考に違いはないとされています。判別の考え方はインターン優遇とは?早期選考・選考免除の仕組みを一次資料で解説【28卒】にまとめています。
シンクタンク各社のプログラム日数を並べる
シンクタンク系は調査・分析の実務に触れさせる性格から、5日間規模の回を持つ会社が多い分野です。他社の欄は、内定ナビの各社の記事で確認した内容です。
| 企業 | 確認できたプログラムの日数 | 5日以上の要件 |
|---|---|---|
| 三菱総合研究所 | グループワーク型・コンペ型は5日間、OJT型は5〜10日間 | すべて満たす |
| 野村総合研究所 | 3コースすべて5日間 | 満たす |
| 日本総合研究所 | 秋冬7コース、1日〜2週間(2週間は時給1,300円) | 満たす |
| 大和総研 | システム1日/リサーチ5日間 | リサーチは満たす |
| A.T.カーニー | 4日間の個人ワーク | 満たさない |
| アビームコンサルティング | 1日または3日 | 満たさない |
三菱総合研究所の特徴は、OJT型で防衛・宇宙・原子力・マクロ経済のような政策分野のコースを細かく分けている点です。ほかの会社のコース名と見比べると、公共・政策の比重がよく分かります。
次の募集に向けて準備しておくこと
シンクタンクは横並びに見えて、出自と主戦場が異なります。官公庁向けの政策研究に強い会社、金融系の顧客基盤を持つ会社、システム開発を大きな事業として抱える会社があり、志望動機はこの違いを踏まえて書くほうが伝わります。
- 16コースの実施事例を読み、関心のある分野が政策系か民間コンサル系かを決める
- OJT型を狙うなら、ESに書く参加可能日程を早めに押さえておく(最長10日間)
- データ分析のコースを考えるなら、pythonの経験と生成AIのAPIを使った経験を形にしておく
- 本選考には適性検査と論文試験があるため、文章で考えを組み立てる練習をしておく
適性検査の形式差はWebテスト・適性検査対策の進め方、設問への向き合い方はES対策・体験談サイト比較で確認できます。
よくある質問
今からウィンターインターンシップに応募できますか
できません。応募受付は2026年9月28日(月)で終わり、10月28日までは選考期間です。
複数のコースに応募できますか
応募の時点で第3希望まで出せます。ただし参加できるのは1コースだけです。
対象学年に制限はありますか
学部・学科・専攻科・学年を問わず、大学生と大学院生(修士・博士)が対象です。他社に在職中の人は対象外です。
選考はありますか
書類選考、適性検査、面談選考の3段階です。面談はオンラインの予定と案内されています。
オンラインで参加できますか
受入場所は東京・永田町本社と書かれており、オンラインで参加できるという記載はありません。オリエンテーションと面談選考はオンラインです。
地方の大学からでも参加しやすいですか
首都圏以外の国内大学に在学中なら、往復1回分の旅費が実費で支給され、前日から最終日までの宿泊先を会社が手配します。
文系でもAIやDXのコースに参加できますか
公共・医療DXコンサルティングコースは、IT分野の知識や経験がなくても社会課題の解決やDXに関心があれば参加できると書かれています。AI分析コンペティションコースはpythonの経験が必要です。
参加すると本選考で有利になりますか
公式の募集要項とよくある質問には、参加と本選考の関係は書かれていません。
PR
選考を有利に進めたい人へ
三菱総合研究所の冬のプログラムは9月28日で応募を締め切りました。シンクタンク志望なら、これから応募できる他社の枠も就活エージェントで一緒に確認しながら進める使い方もあります。
同じ業界の他社と比べたい場合は、シンクタンク業界の就活|5社中4社が5日以上、それでも優遇は明記されない【28卒】で確認できます。実際に募集要項を確認した各社の設計をまとめています。
まとめ
- 2026年ウィンターインターンシップは3つの型・16コース、実施は11月30日〜12月11日、会場は永田町本社
- グループワーク型とコンペティション型は5日間、OJT型は5〜10日間で日程を面談で調整
- 応募は9月28日で締切済み。10月28日まで選考、11月4日までに受け入れ決定の連絡
- 首都圏以外の国内大学の学生には旅費と宿泊先を支給・手配
- コーポレート職説明会(8月・9月)は終了。本選考との関係は公式に記載なし
参照した情報源
- 三菱総合研究所 採用サイト「インターンシップ<新卒採用>」募集要項・全体スケジュール https://www.mri.co.jp/company/recruit/information/internship.html(2026年10月4日確認)
- 三菱総合研究所 採用サイト「イベント情報<新卒採用>」コーポレート職説明会 https://www.mri.co.jp/company/recruit/information/event.html(2026年10月4日確認)
- 三菱総合研究所 採用サイト「よくあるご質問」新卒採用・インターンシップ https://www.mri.co.jp/company/recruit/information/faq.html(2026年10月4日確認)
- 文部科学省・厚生労働省・経済産業省「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(2022年6月改正)
- マイナビ2028「三菱総合研究所 インターンシップ・仕事体験」募集要項(2026年9月確認、初版の作成時に参照)
募集は年度ごとに更新されます。応募の前に同じ公式ページで最新の日程と締切をご確認ください。